商品番号 1345327

●【連休限定】 【桝屋高尾】 特選西陣織半巾帯 ねん金綴錦 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「ペイズリー間道文」 西陣名門より希少品入荷! なんと針ねん金の半巾帯!

売切れ、または販売期間が終了しました。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


時に耐える美しさ…
織物を生み出すという事において
これほどの理念を掲げ、実現されてる機屋さんは無いでしょう…
ご存知、西陣屈指の名門『桝屋高尾』。

今回ご紹介致しますのは、永い歴史に培われた確かな伝統の意匠美と
それを今に再現する本物の匠の技の結晶。
桝屋高尾の代名詞とも言うべきねん金綴錦、
その中でも針ねん金の技法で織り上げられた半巾帯を仕入れて参りました!
どうぞお見逃しないようご覧くださいませ。


尾張徳川家に伝来し、現在徳川美術館に保管されている裂。
多数の名物裂を含み、総数約560件にのぼります。
金襴、緞子、間道、蒙流…
それらとともに6件含まれるのが、「ねん金」と称される明時代の裂。
撚り金糸を用いた裂でございます。

名物裂の複製に力を注ぎ、植物染の研究にも深い高尾弘氏。
糸から研究し、ねん金のもつ豪華でさらりとした雰囲気を、丹念な手織で成功させた逸品でございます。
(特許であり、徳川美術館の署名で複製を禁じられております)

針ねん金―
経糸の浮き沈みによる文様表現「経錦」を軸とし、
柄によっては緯糸での文様表現「緯錦」と融合させた新しい織表現で、
従来のねん金綴錦より経糸にねん金糸を多く使用することで、経糸での
文様表現が豊かに、そして深くなるように工夫されております。

今回ご紹介のお品はその高尾弘氏の希少な針ねん金の半巾帯でございます。

しなやかな帯地は、ぜひ手を触れて頂きたいほどの質感。
真綿糸に金箔を手で撚り合わせた糸を用いて織り上げます。
独特の陰影は、まさに帯地が語りかけてくるかのよう。

ねん金綴錦の中でもグレード高き逸品。
ねん金の地に煌びやかな金糸と色糸を駆使して織り上げられました。

パッと華やぐ金色の地に、ペイズリーを込めた間道模様を織りなして。
優しい煌めき…
金を基調に優彩の色糸をアクセントにしながら
織り出された意匠がさりげない表情のなかにも豊かな奥行きを演出してくれます。

研ぎ澄まされ、洗練された美、最高の着こなしやすさ。
仰々しくない確かな上質を、ぜひお手元でご鑑賞くださいませ。
まさに一生もの、代々しっかりと受け継いでいただける逸品でございます。

このような作品との出会いは、一期一会です。
枡屋高尾ファンの方にぜひともお届けさせていただきたいと思いますので、
どうぞ末長くご愛用くださいませ。


■高尾弘プロフィール
1935年 京都西陣に生まれる
1960年『株式会社 桝屋高尾』設立
1978年 徳川美術館よりねん金の復元を依頼される
1979年 メキシコ現地視察
1982年 タイ現地視察
1983年 メキシコ、東南アジア諸国、中国シルクロード、ヨーロッパ等視察
1984年 徳川美術館のねん金裂を基礎に彩ねん金を研究開発、ねん金綴錦を考案
1985年 『銀花』(第63号)誌に於いてねん金裂について対談
    トルコ視察
1986年 『季刊きもの』(春号)誌に於いてねん金裂のルーツ対談
    人間国宝 茂山千作翁、ねん金綴錦衣装を着用し京都観世会館に出演
1989年 第2回トルコ視察
1991年 第2回インド視察
1996年 皇后陛下美智子様ご着用服地を製作。
1998年 英国スコットランド取材
1997年 エジプト、ペルー、チリ視察
2000年 銀座美術館画廊 個展「五大染織文明を創る」を開催

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約4.15m
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 趣味のお集まり、和のお稽古、観劇、音楽鑑賞、パーティーなど

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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