信州は松本の最北端 標高850mの三間 三才山(みさやま)で
織り上げられた知る人ぞ知る三才山(みさやま)紬です。
三才山紬は立松和平著「染めと織りと祈り」の中で 正直一途な布と紹介された
希少なこだわりの紬です。
今回はその紬の帯の紹介です
仕立て上がり未着用新古品として仕入れましたので
新品同様のお品です。
織手の横山氏の裏山に自生する山漆・山桜・栗・胡桃などをその都度
必要な分だけ採取して草木染めにし丁寧に織り上げられたお品。
草木染めならではの奥深き色彩は季節の違いで
微妙に発色が変わり同じお色味が二度と再現できない、
唯一無二の表情を魅せ。
手間と時間を費やすだけに、目に優しい心暖まる色になります。
こういった手仕事の賜物の様なものに出合うと、
ほっとして心が温まる様な感覚を覚えます。
ざっくりとした表情からは想像できない軽くふわりと織り上げられた肥後煤竹色の地。
お太鼓にはコントラストが印象的な横段の花織りの意匠を織り上げ、
草木染めが綾なす一期一会の世界をご堪能いただけるお品。
ざっくりとした民芸的なテイストに
都会的な洗練されれたムードがとけあいます。
いざ着姿にしたときのスタイリッシュかつ
飽きのこない深みあるシルエットは
ほかにかわるものがございません。
このシックな「みさやま紬」染・織いずれの着物でも合わせ易く
また年齢幅も広く末永くお召頂ける紬です。
おしゃれ着のコレクションにぜひこの機会にぜひご検討くださいませ!
絹100%
長さ約3.7cm
横山俊一郎作
染料 玉葱 上溝桜 藍 渋木 山漆
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織りのお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。