気品に満ちた表情…。
結んで頂ければそれだけで、凛と背筋が伸びるような…。
自信をもっておすすめできる、優彩古典の美しいひと品でございます。
これだけの重厚感がありながらこんなにしなやかで軽いのか…
それは裏地屋さんがつくる裏地というものをつけて仕上げないからなのです。
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
つまり、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、縫い袋のように、
表裏別々に織って後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
縫い袋を織る職人さんは現在でもまだまだ居られますが、
本袋を織りこなす職人さんは、かなり限られてきております。
お太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
しなやかに織り上げられたオフホワイトの上品な帯地。
その地には金の箔糸で織り上げられた高雅な格天井文様に、
優彩の御印文が華やかに配されております。
古典の女性美をあますところなく発揮いたしました。
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします!
絹68% ポリエステル10% 指定外繊維10% レーヨン13%
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2384 りんどう屋佐々木機業店謹製
耳の縫製:袋縫い
六通柄
おすすめの帯芯:都芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 20代~40代
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、
ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇、
◆あわせるお着物: 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。