穏やかな風情に満ちた表情…
お稽古や普段着にと、なにかと重宝いたします、
名物裂文様を織りなした、味わい深い九寸帯をご紹介いたします。
上質で品よく悪目立ちしない…
この機会に是非ともお買い求めくださいませ。
茶道の中で、大切にされて後世に伝えられた渡来染織品が名物裂です。
長い歳月の間にこれらの裂の意匠や技法が我が国の染織文化の発展に
及ぼした影響は計り知れません。
そんな名物裂は、現在東京、京都の国立博物館および私設の美術館などに
所蔵され大切に保存されております。
しなやかで締め心地の良い黒色の地。
その地に柔らかな和の彩りにて表現された荒磯文様の名物裂意匠。
はんなりと大人な上品さの漂う面持ちが、
和姿に気品と華やぎを与えてくれることでしょう。
古来より茶道の世界で珍重されてきた名物裂の優品とされており、
改まった場にふさわしい正倉院文様の格調あるお品です。
茶席でのご着用はもちろんのこと、流行り廃りのない、優れたデザインの文様として、
色無地、付け下げ、少し改まった小紋などに幅広くお使いください。
織匠のこだわりと品格を、ぜひお手にとってご覧頂きたくお願い申しあげます。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一条となりましたら幸いでございます。
絹100％（金属糸風繊維除く）
長さ約3.6m（お仕立て上がり時）
おすすめの帯芯：綿芯「松」
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 ＜盛夏以外（6月末～9月上旬以外）＞
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
★名古屋仕立て（税込8,250円※綿芯「松」代含む）
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て（税込11,550円※綿芯「松」代含む）
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て（税込11,550円※綿芯「松」代含む）
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
