商品番号 1110253

【大蔵ざらえ】 【山口成織物 若松華瑶謹織】 特選西陣唐織袋帯 「舞楽桐笹菱文」 あふれ出る天賦の才能! 独特の世界観漂うフォーマル帯!

この逸品!!

ご存知の方であれば驚かれることでしょう…
創作図案家、『若松華瑶(わかまつかよう)』―
西陣織、また能装束の世界で、氏を抜きにしては何も語ることはできません。

あふれ出る天賦の才能、能装束に、織物にかける情熱…。
「昭和能装束百種」に代表される若松華瑶氏の卓抜したセンス。
「意匠に困ったり、デザインが浮かんで来ないなんてことはない」と言い切り、
むしろ、「次から次へと湧いてくる図案の整理のほうが難儀する」ほどで、
その圧倒的な華やかさは、現在でも人々を魅了し続けてやみません。

明治に生を受け、昭和を生きたその若松華瑤氏の残した図案が、
二代目若松華瑶(初代のご息女)氏に引き継がれて…
研鑽されたその美を閉じ込めた、逸品袋帯をご紹介致します!

見た目よりなんとも軽やかに織り上げられた唐絹地。
その地を埋め尽くす唐織のふっくらとした織り味。
お柄には「舞楽桐笹菱文」と題された意匠。
しっとりと奥深い丁子色の絹地。
そこに織り上げられたのは、桐を込めた菱の意匠。
鮮やかでぱっと映える色味の絹糸と金糸、銀糸が帯地に映え、絶妙なバランスです。
若松華瑶ならでは、まさに創作図案家の真骨頂と言えるでしょう。

古典由来の意匠をモチーフにした、完成度の高いデザイン。
伝統と格式を感じさせる古典の趣、その古典のよさに、
独創性をプラスすることでうまれた、『若松華瑶』の世界。
正統の古典に沿いながらも、個性を忘れず活かす…
御着物好きの方にはこの上ない一点です。

留袖から訪問着、付下げ、色無地まで、贅沢な装いとして幅広くご愛用いただけるひと品でございます。
ぜひ大切に、末永くご愛用下さいませ。

心よりおすすめ致します。よろしくお願い申し上げます。

≪若松華瑤プロフィール≫
明治28年 京都市に生まれる
明治43年 西陣織物業「山岸重助商店」入社
大正12年 西陣織物業「若松清一商店」開店
昭和5年  第一次能装束研究会を興す
昭和33年 行司装束第1号を制作、木村庄之助氏に贈呈
昭和38年 世阿弥誕生600年を記念して昭和能装束前期50作の制作開始
昭和39年 ニューヨーク世界博覧会に展示出品
昭和41年 昭和能装束後期50作制作開始
昭和42年 昭和能装束前期50作完成、京都市美術館にて展覧
昭和49年 昭和能装束後期50作完成、「昭和能装束百種」完成
       一般公開を前に急逝、享年78歳
       京都市美術館にて「若松華瑤遺作昭和能装束百種展」開催

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金銀糸除く) 
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.176 山口成織物
お柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン ご結婚式、初釜、お付き添い、パーティーなど。

◆あわせる着物 留袖、訪問着、紋付色無地、付下げ

お仕立て

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(直接仕立て)


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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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