商品番号:1559620
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
古来インドマハラジャの婚礼衣装などに用いられた
ゴールデンムガの生地に、染と金彩加工、手刺繍にて
お柄をあしらった九寸名古屋帯のご紹介です。
帯地の野蚕独特の素材感に刺繍と金彩によるお柄が
味わいお品で、小紋や織のお着物などにあわせて
個性的かつこだわりを感じさせる帯姿を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手に織り上げられた、フシ感豊かな自然な
黄朽葉色の野蚕紬地に黒褐色のアウトラインに
金彩と手刺繍が添えられた八稜華紋が大胆に
あしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 ムガ蚕について 】
インド東北部の州アッサムに生息する蚕で、
ホオノキ、木蓮などの葉を食べながら成長し、
黄金色の繭を紡ぐ。
アッサムの養蚕の内訳はムガ蚕65%、エリ蚕25%、
家蚕(普通の蚕)8%、タッサー蚕2%。
季節によって繭の質が異なるため商品価値のある
繭が採れるのは年のうち数ヶ月で通常の絹の0.5%
しか取れないため大変高価な糸である。
ムガ蚕の繊維の太さは4.5デニール程度。
他の絹に比べて汗や水分を吸収しにくいが、
ハリがあり、シルクの中でも特に軽く強いという
特性を持っており、古代から王衣や芸術品に用いられた。
別名「ゴールデンシルク」「シルクの宝石」とも。
ムガ蚕の繭からは生糸の他、ギッチャ糸(出殻繭から紡がれる糸)、
カティア糸(繰糸クズから紡がれる糸)なども取れる。
絹100%
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※腹箇所ポケット付き(帯板を入れるためのポケット口)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。