商品番号:1558585
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
豊かな自然と厳しい風土が育んだ…
日本海に面した石川県、能登の地で生まれる能州紬。
上島洋山率いる奥能登門前町・絲藝苑より
すくい織両面袋帯のご紹介です。
熟練の職人が一杼一杼、糸の動きを感じ取りながら織り上げたすくい織は、
柄の輪郭にふっくらとした立体感を生み、
手仕事ならではの温もりを帯全体に宿します。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
能州紬ならではの、すくいの技法を用いたしゃれた表情。
さらりとハリのある紬地はシックな黒色を基調に六弁花を織りなして。
シンプルでありながら強い存在感を放ちます。
もう片面は色とりどりの段模様を織りなし
紬特有の節糸が生む自然な表情が、モダンな図案と調和し、和装全体に落ち着きの中の洒落味を添えます。
潔い意匠と色使いが、コーディネート全体を引き締め、
現代的で洗練された装いを演出します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 能州紬について 】
海を染め、風を織る能州紬。
曹洞宗大本山、総持寺の門前町として栄えた事からその名がある、能登・門前町。
この町の松林と海岸を見渡せる絶好の場所に「絲藝苑」はあります。
季節毎に、時間毎に変わる自然のあまりの素晴らしさに惹かれて、
京都西陣織の若き織元、上島洋山氏が工房を開いたことから
能州紬がはじまりました。
節糸の素朴な表情がどこかモダンな意匠に際立ち、
古き良き町並みにも、現代的な空間にも素敵にマッチする、
独特の世界観を演出いたします。
絹100%
長さ約4.6m (長尺)
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
※ガード加工済み
ますいわ屋扱い品
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。