商品番号:1557427
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
みちのく米沢【 筬園工房 】より。
素材感たっぷり、紅泥染の糸を用いて織り上げられた、
独特なグラデーションと光沢が美しい代表作
『揺らぎ織』による紬着尺のご紹介です。
『揺らぎ織』は2年の歳月をかけて完成した製織技法で、
独特な配色の手染めのグラデーションのある糸を
緯糸に用い、織りで表現した地模様と光沢が美しい作品。
素材のぬくもり、おだやかな自然のお色。
シンプルなデザインのお品でございますので、
コーディネートしていただきやすく、着回しのきくお品。
帯合わせで印象をかえ、流行り廃りなく末永く
カジュアルシーンに御召いただける事でしょう。
【 お色柄 】
経糸は白茶一色を、緯糸には青紫、紫、青、京紫の
濃淡の糸を用い、真四角の市松模様ではなく、
着装したときにすっきり見えるよう、縦のラインを
強調するためにあえての乱市松模様が織りだされております。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約13.6m
内巾:約36.5cm(最長裄丈約69cm 袖巾肩巾34.5cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)