商品番号:1557360
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
信州・伊那谷で織り上げられた、
草木染の彩りが味わい深い伊那紬の
浮織にてお柄を織り上げた特選九寸名古屋帯のご紹介です。
証紙類必須は付属しておりませんが、
以前に弊社で同柄の色違いのお品の取り扱いが
ございましたので伊那紬の浮織によるお品かと存じ上げます。
シンプルなデザインで、小紋や織のお着物などにあわせて
気軽なカジュアルシーンにちょっとこだわった帯姿を
お楽しみ頂けることでしょう。
【 お色柄 】
薄手でやわらかなフシ感の、やや黄色みの強い
朽葉色の紬地に、オフホワイト、グレーの濃淡
墨黒の配色の浮織による抽象紋で構成された横段が
織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
絹100%
長さ約3.9m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。