商品番号:1556479
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
古より博多の町で育まれてきた、力強くも格調高い織の伝統。
その美意識を現代に昇華させた一筋が、この博多八寸帯です。
研ぎ澄まされた色使いは、静かな品格をまといながらも、
芯に強さを宿した佇まい。
伝統と今が響き合い、帯を締めるたびに心の奥に凜とした気配が立ちのぼります。
世代を超えて受け継がれてきた博多らしさが、確かにここに息づいています。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
キュッと心地よい締め心地。
黒に近い焦茶色を基調として、献上模様が織りなされました。
繊細な彩りを縞の中に配し、厳格な印象の中に柔らかさと洒落味を添えています。
博多織ならではのキリリとした張りと艶を備えた風合い。
絹糸の光沢が織りに深みを与え、締めやすさと美しさを兼ね備えた一本です。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.6m
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。