商品番号:1556456
(税込)
【仕入担当 竹中より】
松煙染といえば必ず名前があがる≪川島草苑≫。
きもの文化賞などの数々の受賞をされております、
きもの市場では帯のご紹介は何度かございますが
お着物は数えるほどのレアなお品です。
お探しの方はぜひ!
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れました
汚れ傷のない美品です
【お色柄】
松煙染は樹脂分の多い松の根や松の木を不完全燃焼させて
取り出した煤を豆汁に溶かして布地に引き染めしたもので遠い昔からの古法です。
独自の豊かな色彩は、友禅とも異なるおだやかな染めの表情が魅力を感じさせてくれる味わい深い一品。
その染めの素材に撰ばれたのが
上州赤城の座繰りの糸を一越一越、
水でぬらしながら緯糸に織り込む、ぬらし織―水織紬。
手にされますと、なるほど納得、しっとりとした中にもしっかりとした打ち込みの紬地は、
丹念に少しずつ織り上げられ、手間ひまのかけられたこだわりの地風です。
なんともまろやかなブルーグレーに白残しのモダンな意匠
型絵であらわされたの横段調子 150もの異なる柄がちりばめられています
一見、シンプルなモノトーンの仕上がりにも
濃淡がほどこだれ 奥行ある素敵なシルエットを作ります。
専門店好みのような、さりげなさに上質な地が魅力のお品です。
さりげない装いの中にもおのずと差がつくおしゃれ上級者さんにぜひ、
お手にとって頂きたい一品。
特別ご紹介品にてどうぞお見逃しなさいませんよう!
≪川島草苑≫プロフィール
1940年群馬県桐生市生まれ
染識工芸家 (株)あおい(古代染識)代表
59年工業高校染織科卒業後、織物工場で御召・紗・紬の織、解捺染・型絵染等染の技術を修得。
73年あおい工房設立。修行中、後継者の絶えた松煙染に出会い独学でこれを復活。
85年中小企業庁長官賞受賞。90年東京・京都他地方都市で個展を開催、松煙染の古代染織の普及に努める。
96年通商産業大臣賞受賞。
02年群馬県知事より松煙染認定(1社1技術)を受ける。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛 淡いブルーグレー
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 64.7cm(1尺7寸1分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 54cm(1尺4寸3分) |
前巾 | 23.8cm(6寸3分) |
後巾 | 30.3cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35.6cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティ、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸帯、八寸帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。