【染織作家　故・小島悳次郎】
特選型絵染付下小紋
≪御仕立て上がり・中古美品≫
「地紙に草花」
芹沢けいすけ氏から受け継がれる卓越した染美！
なんと希少な着物が入荷！
身丈164.7　裄67.4

【　仕入れ担当　竹中より　】
人間国宝・芹沢けい介氏に師事し、
西洋文化にインスパイアされ独自の染色世界を創り出した
【小島悳次郎（とくじろう）】の型絵染小紋のご紹介です！

氏の作品は弊社でのご紹介の機会は滅多となく、
さらにはお着物ともなればごくわずか
すでにお亡くなりになられておりますため、
今後のご紹介は皆無に等しい、本当に希少な逸品でございます。

まず一般には流通していないお品。
決してお安いお値段ではございませんが、
この希少性、そして状態の良さ等を考えると、
このお値段でも値打ちを感じていただけることと存じます。
かなりのレア品ですので、ファンの方、コレクターの方、
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。

証紙などございませんが
GOOGLEレンズなどで検索して頂きますと
同じ柄のものが小島悳次郎氏の作品としてヒットします

【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
大切に保存されていたのでしょう
仕付けも一部つけられたままの美品です


【　色柄　】
竹の格子模様が織り込まれた紋意匠を
灰藤色に染めあげ
お柄には一方付の柄取にて
型絵染の技法を駆使して
扇面地紙に観世水に梅や庵、遠山に流水紅葉
波に老松・万寿菊　などの意匠を多彩なコントラストで
ちりばめました

生地の風合い、デザインセンス、色彩センス…
自信を持ってお届けいたします。

探して見つかるお品ではございません！
型絵染ファンの方にぜひおすすめの一本！
稀少なひと品をどうぞお見逃しなくお願いいたします！


【　小島悳次郎　略歴　】
1912年、染色の家に生まれる。
昭和17年より芹沢圭介氏（「圭」の字は、正しくは金偏に「圭」と書きます）に師事し、
民芸的でありながらも西洋文化のモチーフ
（グレゴリオ聖歌の楽譜や中世の祈祷書のミニアチュア）をとりいれ、独自の染色世界を創り出す。
1995年没。
息子は国画会会員の小島貞二。


【　型絵染について　】
伝統的な型染とは異なるもので、
昭和31年に芹沢けい（金圭）介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に
初めて使用されたものです。

その技法はまず、個性的な下絵がかかれ、絵模様が創案され型彫り、
染色にいたる工程のほとんどを一人でこなす性質のものでした。
型絵染は、伝統の工程を一層発展させ、絵画的表現を追及する創作的な型染め。
伝統的な型付けの手際の良さや出来栄えを誇る職人仕事とは趣が違い、
造詣力や色彩感覚がもっぱら重視されます。
こうした型絵染の創作は、生まれながらして才能に恵まれ、
また絵心豊かな方でないと出来得ない技法なのです。

バイヤー
竹中 浩一

090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。