商品番号:1554118
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
気品と品格…
その中に見え隠れする粋なしゃれ味…
【篠屋宗兵衛】の屋号でご存知の方も多くいらっしゃることでしょう。
老舗、ふくいによる特選袋帯をご紹介いたします。
絹独特の艶めきが箔と見事に調和され、穏やかな面持ち。
お締めになる方のことを考えた「篠宗」ならではのやわらかな風合いです。
御仕立て上がりならではのお値打ち価格でご紹介しますので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかで軽やかな深みのある墨色の帯地に、
存在感を放つ太金の箔糸と金糸がふんだんに織り込まれた、
圧倒的な格調と華やぎを誇るフォーマル袋帯。
意匠には、花亀甲を込めたヱ霞(えがすみ)模様に
松竹梅の吉祥文様があしらわれています。
長寿・繁栄・清廉を意味する伝統柄が金の輝きとともに咲き誇り、
慶びの席にふさわしい晴れやかな品格をまとわせます。
墨色の地は、黒よりもやわらかく奥行きがあり、
豪華な金彩を受け止めつつ、落ち着いた印象で装いを引き締めます。
留袖・訪問着・色無地・式典や祝賀の席に。
年齢を問わず、格を求める晴れの日の装いにふさわしい逸品です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.45m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。