商品番号:1552346
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
しっとりとした質感とふくよかな温もりを備えた、
知る人ぞ知る上質な紬。
創業120年を超える機屋、
川口織物より秦荘紬八寸帯の紹介です。
その風合いは、絹本来のやさしさと、使い込むほどに肌に馴染むぬくもりが共存し、
日常着でありながら深い満足を与えてくれます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
軽く、ざっくりとしていながらも
ふれるとさらりとしなやかな地。
まろみのある、自然な白色を基調に、一面に浮かぶ節糸が
素材の純粋さと、織の陰影を際立たせて。
ただの無地ではなく、糸の揺らぎや節、
微細な表情が浮かび上がり静けさの中に確かな美を感じさせます。
派手さを抑えた無地ゆえ、どんな着物とも呼吸を合わせ抜群の調和を見せてくれる万能帯。
春夏の明るい着こなしにはもちろん、あえて秋冬の差し色として締めることで、
清らかさと格を引き立てることも。
長く寄り添える一本として、装いの中核に据えたい名品です。
【 秦荘紬(はたしょうつむぎ)について 】
滋賀の織物といえば、「近江上布」と「秦荘紬」。
琵琶湖東岸よりほど近い、滋賀県秦荘町。
6世紀に大陸から渡ってきた秦氏が伝えた機織りの技術で栄えた町です。
現在では川口織物が秦荘紬を織り上げられておりますが
その製反数は年々減り続け、
残った少数の伝統工芸士が、昔の技法、技術を受け継ぎ製作されております。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物