商品番号:1551045
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
年々生産数が減り続けていると言われる、白鷹(しらたか)の織物。
特に帯は常に織られているものではございませんので、本当に稀少です。
今回ご紹介のお品は、実際に白たか織さんに伺った際に、
制作している場面をみせていただいたお品の同タイプ。
試作的に自然布を使用した作品が
この度たまたま問屋さんにございました。
昔ながらの技術を大切にしている機屋さんだからこそできる一条。
一見すると、何の変哲もないような紬帯かと思われるかもしれませんが、
この価値をお分かりいただける、
おしゃれにこだわりをお持ちの通の方に愛でていただければ幸いです。
本当に良きものを、本当にお値打ちに!
この機会、是非お見逃しなくお願い致します!
【 色柄 】
地風の大変しっかりとした表情。
難しい素材を白たか織の高い技術にて創作された一本でございます。
捩り織で透け感を出した帯地には、横段模様が織りなされて。
この一点が、本当に大切なお品、もちろん現品限りでございます。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
麻100%
長さ約3.6~3.8m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月~9月の単衣・夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事会、街着、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など