商品番号:1550267
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
絞り染めならではの、コントラストの際立つ粋な表情と
上品なデザインに惹かれて入荷致しました!
サラリと軽い紗紬地を染めた夏物の洒落訪問着です。
可愛らしさもありつつ繊細な気品を感じさせ、
心楽しく装っていただける、本当に素敵なお着物です。
行楽、観劇、趣味のお出かけから、
ちょっとしたパーティーまで、
幅広いシーンでお召しいただけることでしょう。
モノトーンの印象の夏きものですので、
存在感のあるデザインの帯にも存分に合わせて頂けます。
染めの仕上がり、着姿の存在感、まず間違いございません。
どうぞこの機会をお見逃しなく!
【色・柄】
全体に真綿の節糸の風合いも感じる絹地。
撚糸を用いることでサラリとした手触りに仕上げた夏の紗紬地です。
その地を、シックな黒色を基調に染めて、
縫い〆絞りを用いて地色にオフホワイトとの染め分けを加え
スッと伸びる芦模様を表しました。
その周囲に辻ヶ花の模様も散らせた粋な表情は
夏姿にも独自の趣味性を感じさせてくれます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【絞り染め】
最も古くからある染色方法(防染)の一つ。
生地を縛ったり、縫ったりすることで染まらない箇所を創り、
その技法によって様々な絞り方法が存在します。
日本では、正倉院や法隆寺に現存する布にも絞り染が施されたものが残されています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当て付き、背伏せ付き
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月・8月(盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、行楽、カジュアルなパーティーなど。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。