商品番号:1550128
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
無線友禅独特の柔らかな表情をお楽しみいただける一枚。
本場牛首紬地を用いた特選訪問着のご紹介です。
古都・白山の地で、千年の時を超えて織り継がれてきた牛首紬。
玉繭から生まれるその布は、他に類を見ない強靭さと独特の艶を湛えます。
葉の一枚一枚にも繊細なぼかしが施され、
控えめながら凛とした存在感。
格式と感性を兼ね備えたひと品を
どうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
随所に浮かぶ節が味わい深い、牛首紬地。
鼠色を基調として、まるで水面に浮かぶかのように白と紅を織り交ぜた椿の花が描かれ、
上品な暈し染めと相まって、静謐で凛とした美しさが漂います。
牛首特有の玉繭を用いた節がほのかに表情を与え、
しっとりとした艶としなやかな張り感が、袖を通すたびに確かな存在感を放ちます。
フォーマルシーンにも映える格調を保ちながら、芸術性と個性を纏う。
そんな訪問着をお探しの方へ、自信を持っておすすめできる一品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 168cm (適応身長173cm~163cm) (4尺4寸4分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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