商品番号:1549918
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
自然をみつめ、自然を愛する心から生まれた創作紬。
染めのお色に心を込め、織りの具合に想いを込める…
伝統的工芸品、信州・伊那紬より、
温もり溢れる良きお色で織り上げた
特選草木染め手織り紬着尺のご紹介です!
一言では言い表せないほどの繊細な色の移り変わり…
手織りならではの温もり溢れる織味と合わさり、
この上ない表情のひと品となっております。
この配色の織物はまずございません!
織物好きの方にも自信をもっておすすめいたします!
今回はまるゆう工房の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
[着物]
手織りならではの温もり感じる、風合い豊かな紬地。
根の濃淡や白茶色、黒の配色で横段と縞模様を織り上げております。
染ではなく、織だからこそのこの表情…
織物好きにはたまらない仕上がりでございます。
[帯]
節感の豊かな絹鼠色の紬地。
その地に、琉球紅型の力強い彩りを基調にした、
沖縄のアマガエルや蝶、花の意匠を施しました。
豊かな彩りが情緒豊かに、くっきりと冴え渡ります。
琉球絣や久米島の紬、花織といった南国の織物にもよく似合いますし、
その他、色無地や小紋などのやわらかものから大島や結城など、
手仕事のお着物にもよく似合うことと思います。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
[着物]
絹100%
長さ13m 内巾38cm(最大裄丈72cm 肩巾袖巾36cm)
[帯]
絹100%
長さ3.6~3.8m(御仕立て上がり時)
お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、女子会、お出かけなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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