商品番号:1549647
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
夏の清涼の品格。
古典の品格、派手派手しさを嫌うような茶席、
しとやかな夏のシーンに合わせるお着物は、
このような一枚が大変ふさわしいかと思います。
雑誌掲載も多数、十日町名門【吉澤友禅】の特選付け下げをご紹介いたします。
一切の妥協なくあしらわれた十日町友禅の美技。
手仕事による伝統の技術が綾なす、たおやかな風情のある柄の配置、
染めの繊細さや、お色の絶妙な技。
見ていただきましたら一目で良きものということがお分かりになるはずです。
十日町の名門染匠より、数少ない夏の創作品でございます。
今回は「織匠十一代目篠屋宗兵衛」などの
人気ブランドを抱える「ふくい」の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 色柄 】
[着物]
やわらかな透け感の絹布。
さらりと肌になめらか、それでいてしっとりと水分を含んだかのような、
しっとりした着心地は、染め色の美しさも示してくれます。
その涼感を届ける絽地を深い似せ紫色に染め上げて、
枝垂れ柳の意匠が描かれました。
しっとりとした地に映える縁取りの金銀彩が一層の気品を添えて…
[帯]
爽やかに風を通す、クリーム色の絽の帯地。
シャリっとした、夏にふさわしい織りくち。
意匠には金の箔糸と淡い彩りを用いて
雲取に七宝模様が表されました。
清雅な華やぎ満ちた面持ち。
古典的でいて優雅な雰囲気を醸し出しております。
キラリと煌めく箔糸が上品なアクセントとして帯地を彩ります。
さらりとシンプルに涼やかな面持ちです。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈約182cm 内巾約37cm(最大裄丈約70cm)
白生地には五泉ブランドの駒絽地を使用しております。
[帯]
絹70% 金銀糸風繊維除30%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.295 ふくい謹製
おすすめ帯芯:夏綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、パーティー、ホテル・レストランでのお食事、暑中見舞い、結婚式・披露宴、コンサート・観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。
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