商品番号:1548825
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
繊細かつ大胆な型染技法によって、
幻想的な世界が描かれた特選品。
緻密に計算された色の重なり。
伝統に軸を置きながらも、現代的な感性が冴え渡る、
山岡古都氏の特選小紋のご紹介です。
オーソドックスな墨染のお着物はすでにお持ちの方や、
その独特の染色技術がつくりだす
幽玄で奥行のある風合いに魅了された方へ…
お目に留まりましたらどうぞお見逃しないようお願いいたします!
【 お色柄 】
上質ならではの重みが感じられるしなやかな絹地。
黒茶色を基調とした地に、鳳凰や唐花、牡丹といった華麗な草花文様を染めなして。
型染ならではのキリリとした輪郭と柔らかな色暈しが共存し、
重層的な美を見せています。
他には無い、こだわりある佇まいとしていただけることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 山岡古都について 】
草木染めや古代染めの研究者としての知識を併せ持ち、
日本の染色界を牽引してきた工芸染色作家。
沖縄の伝統の染色工芸の発展に寄与するため、
1973年に沖縄で初の草木染紅型研究所「首里琉染」を創設した。
1951年 染織の道に入る。
1954年 古都草木染研究所を創設。
1968年 京都国際会議場に「伐折羅大将」(ばさらたいしょう)を描く。
1970年 日本万国博覧会 三菱未来館に草木染による宗達の
「風神雷神」を描き、同協会より感謝状及び銅メダルを受ける。
1973年 沖縄の伝統染織工芸の改善発展に寄与する目的で、
那覇市に伝統工芸館「首里琉染」を開設。
1975年 沖縄県石垣市に「八重山琉染工芸館」を開設。
首里文化祭にて「琉球更紗展」を開く。
全国日本学士会特別名誉会員となる。
1978年 社団法人日本伝統染織工芸協会の会員となる。
沖縄県博物館会員となる。
1983年 NHKテレビ「伝統工芸と自然保護」にて首里琉染と
八重山琉染を収録、放映。
1991年 紀宮内親王、「八重山琉染工芸館」を見学。
1992年 NHKドラマ「琉球の風」で衣装、小道具一式を時代考証の上、製作。
現在草木染紅型研究所「首里琉染」は山岡古都の
娘である大城裕美が二代目として活動している。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:鉛丹色
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 166cm (適応身長171cm~161cm) (4尺3寸8分) |
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裄丈 | 69.5cm(1尺8寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、ご旅行など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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