商品番号:1548360
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
このハイセンスなお品、独特の創作性。
西陣の名門、帯屋捨松の最高級八寸名古屋帯をご紹介いたします。
「西陣のしゃれものなら、捨松」
このように誰からも云われるのには、それだけの理由があります。
いったいどれほどの時間と集中力が必要かは見ての通り。
圧倒される存在感…それは個性と拘りがぶつかって仕上がる作品。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
節糸の素材感が味わい深い、櫨染色を基調に織られた紬地。
お柄は太鼓柄ですっきりと織り上げられた創作的デザイン。
なんとも捨松的に表現された動物に異国の狩人が織り成されました。
まさに“織り”のアート。
素材感、配色、極上の意匠センスはさすがの仕上がりです。
柄行に織り込まれた真綿のあたたかみ。
飽きのこない捨松ならではの彩りの感性で…
さりげない装いに無限のおしゃれを予感させてくれます。
表情豊かな意匠の世界は、見つめるほどに引き込まれるような…
お締め頂くほどに味わい深さを感じていただける逸品です。
画面上で、どこまでこの風合いの良さがお伝えできるかわかりません。
それでも、自信と責任を持っておすすめできるお品でございます。
小紋や織りのおきもの、特に力のある紬などにのせていただきますと
きものも帯も映えることと思います。
一期一会のこの機会、
どうかお見逃しのないようにお願いいたします。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ約3.5m短尺
柄付け:お太鼓柄
帯屋捨松
◆最適な着用時期 10月から翌5月までの袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 全年齢対象(※とくに制限なくお召しいただけます)
◆着用シーン 町歩き 行楽 デート 小旅行 趣味の集まり
◆あわせる着物 付下げ、色無地、お召 紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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