商品番号:1554630
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
洒落帯といえば…の名門機屋【 帯屋捨松 】より、
涼やかな透け感の帯地にすくい織にて捨松らしい
デザインを織り上げた夏物九寸名古屋帯のご紹介です。
世界各地のモチーフから受けたインスピレーションを元に、
図案をおこし、糸や色を選んで織り上げられた、
はっと目を惹く帯の数々。
その妥協のない物作りの姿勢で、キモノ通の方の
心をぎゅっと掴んではなさないのが捨松の帯。
夏の小紋や夏の織のお着物、上布、自然布などの
お着物にあわせて、捨松ならではの個性的な
デザインと彩りをお楽しみいただけることでしょう。
捨松の帯の中でも本品のようなすくい織のタイプの
新しい織り上げはございません。
お探しの方、お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
軽く縦方向にかすれた縞状の織の表情が浮かぶ
かなり薄手の墨黒の透け感のある帯地に、抑えた
彩りの絵緯糸使いで、デフォルメされた鉄線が
お太鼓柄にて織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 すくい織について 】
緯糸を端から端まで一様に通す製織方法ではなく、
柄の部分を緯糸を通す角度や力加減の技で描くように
織っていく技法。
綴れ織りの技法と同様であるが、綴織りの場合は、
緯糸で経糸を隠してしまうのに対し、すくい織は
経糸を隠さず緯糸との混色で意匠を表現する。
また緯糸を指の爪や櫛でかき寄せながら織るので、
斜めの波形など自在に流して織り上げることが可能。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.66m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
関東腹:鉄線二輪 関西腹:鉄線一輪
※織の性質上、意匠を構成する糸が透けてみえる部分がございますが
風合いであって難ではございません。その点ご了承下さいませ。
◆最適な着用時期 6月の単衣、7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。