商品番号:1548248
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣の老舗、名門織元【藤原】より、
得意とする唐織の匠技が素晴らしい、
富貴な特選袋帯をご紹介いたします!
本品は、単衣から夏に向けてお締め頂ける軽やかな帯地の作品です。
残念ながら新しい織り上げはございませんので、
今後ますますお見掛けする機会の減ってしまう作品です。
現品限りでお値打ちに入荷しましたので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
有職織物の頂点、”唐織”のフォーマル帯です。
明るい女郎花色をベースにした帯地は、
薄っすらとした透け感のある軽やかな地風。
そっと横段の地紋も浮かべた帯地は、
さりげなくも「上等」の表情を語りかけてきます。
軽く涼やかな帯地に表されたのは、「吉祥七宝文」の古典意匠。
ふっくらとしたぬき糸使いはさすが藤原ならでは。
唐織の魅力を存分にお楽しみいただけます。
夏場にも対応できるフォーマルに、「本物」が本当に少なくなりました。
お探しの方には是非にとおすすめいたします。
【 藤原について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.107
※2021年廃業。
菱形に「藤」の文字のロゴを使用。
嘉永年間創業の西陣の老舗機屋。
は主に礼装用の唐織や引き箔、駒箔の格調ある文様の
振袖や留袖用の礼装袋帯の制作を得意とする。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金銀糸風繊維除く)
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.107 藤原謹製
耳の縫製:袋縫い
◇六通柄
◆最適な着用時期 6月~9月(単衣~盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 式典、パーティー、お食事会、観劇など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
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