商品番号:1547289
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣の老舗、そして名門である藤原織物より、
得意とする唐織の匠技が素晴らしき、
富貴な夏袋帯のご紹介です!
なんと本品は裏表同時に織り上げる本袋の技で仕上げられています。
毎年夏が来る毎に、季節を告げるひと品として。
おきもの通の方から、今年こそは夏にもおきものをという方まで。
まちがいのない、すばらしいお品でございます。
残念ながら既に機をたたまれてしまいましたので、
今後新たに作品が作られることはございません…
本袋のシリーズは元々ご紹介が少ないため、
今後のご紹介はお約束できません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
おだやかなアイボリーを基調に織り成された変わり絽目。
帯地でもってすでに、さりげなくも「上等」の表情を語りかけてきます。
涼やかな透け感ある帯地に、
楚々と配された飛び柄の雅な意匠。
疋田模様を抱いた源氏香に
優彩に華やぐ水仙や楓、撫子、女郎花、沢瀉などの草花模様。
ふっくらとしたぬき糸使いは、さすが藤原といえる出来栄え。
唐織の魅力を存分にお楽しみいただけます。
夏場のフォーマルに、「本物」が本当に少なくなりました。
お探しの方には是非にとおすすめいたします。
大人の女性の夏の後姿を格調高く、美しく、
そして涼やかに飾ってくれるひと品。
季節限定、贅沢な夏帯でございます。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【Web限定販売品について】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。
※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。
【 藤原について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.107
※2021年廃業。
菱形に「藤」の文字のロゴを使用。
嘉永年間創業の西陣の老舗機屋。
は主に礼装用の唐織や引き箔、駒箔の格調ある文様の
振袖や留袖用の礼装袋帯の制作を得意とする。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.107 藤原織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン s起点、お茶席、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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