商品番号:1547750
【 仕入れ担当 中村より 】
一織一織、丁寧に丁寧に創作された自然の贈り物…
人気の野蚕糸工房より、
野蚕糸紬らしい素材感に、
珍しい織にて製作された一枚を仕入れることができました。
お着物通におすすめ、タッサーシルクとギッチャーを併用して
織り上げられた、野蚕紬のお着物。
未仕立て品のご紹介はなかなか叶いません。
ふわりと軽い着心地、タッサーシルクの美しい光沢を
ぜひお手元でご堪能くださいませ。
【 色柄 】
素材感あふれる節糸の自然な表情に、繭自身が持つ、ナチュラルな濃淡。
自然の神秘が生み出した本当によいお色に仕上がっております。
その紬地は絹の艶めき美しく、
白茶色と黄色の横段で織り上げて。
その間には太い紬を織り込んだ、
他にない表情に仕上がっております。
生地の地風を活かした意匠は、凛とした力強さを感じさせるものです。
職人さんの芸術的染上げ、天然生地、
全てにおいて大人の上質な素晴らしいお洒落を感じさせてくれます。
【 タッサーシルクについて 】
野蚕糸の中でも、特に光沢と風合いにすぐれた天然タッサーシルク。
吸湿性、保温性、紫外線防止性もある、まさに人に優しい素材でございます。
野蚕王国インドの中でも代表的なタサール蚕(タッサー)の絹糸は、
聖なるものの象徴として巡礼や婚礼の衣装に用いられてきました。
紡がれた糸が自然のままで金色に輝くことからゴールデンシルクと呼ばれます。
そして驚くべきはその重さ。
この面持ちからは想像できないほどの軽さ。
その軽やかなお生地に存在する空気が夏は涼しく、冬は暖かく。
こうしたタッサーシルクは、古来インドマハラジャの婚礼衣装に使用されたといいます。
日本でも希少性が高く、大変珍重されている織物です。
インド、アッサム地方でしかとれない、天然野蚕糸から引いた生糸の内から出る自然の発色は、
神秘的でありながら素朴な力強さと、気品高い高級感を漂わせ、渡来特有の彩りが新鮮に映り、
軽くて爽やかなその着心地は、手仕事のぬくもりと優しさを感じさせてくれます。
ギッチャーはムガ蚕の生糸を採集し、空になった繭を棒で叩いて伸ばし、
それを細く糸に紡いで生地にしたものを、インド地方ではギッチャーと呼びます。
絹100%
経糸:タッサーシルク
緯糸:タッサーシルク・ギッチャーシルク
長さ12.9m 内巾37.5㎝(最大裄丈71㎝ 肩巾袖巾35.5㎝)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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