商品番号:1547726
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
憧れの夏の逸品…
石川県指定無形文化財、能登上布着尺をご紹介いたします。
たった一軒、伝統を守り続ける、
能登上布織元、『山崎麻織物工房』による手織り本麻着尺。
頑なに伝統を守り、織り継がれた幻の上布…
中でも滅多と出会えない良色を仕入れて参りました。
街の喧騒から遠く離れた羽咋の里に響く機織りの音が、
心に聞こえてくるのではないでしょうか。
どうぞお手にとって眺めて見て下さい。
【 お色柄 】
触れると掠れの音が心地よい本麻100%の生地。
お色は味わい深い青磁色を基調として、
黒色の細縞模様が表されました。
透けるその生地がふうわりとたなびくたびに
ちらちらと顔色を変え私たちを楽しませてくれるこの美しさ…
落ち着いた色味でありながら非常に高級感あふれるお色に仕上がっております。
道行く人々が思わず振り返るような、涼しげな和姿をお届けします。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
麻100%
長さ約13m 内巾39.5cm (最長裄丈約75cmまで 最長袖巾肩巾37.5cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
・ポリエステル糸でのお仕立てとなります。
絹糸での縫製ご希望の場合は、その旨必ずご指示下さい。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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