商品番号:1518995
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
思わず息を飲むこの力強い意匠。
それとは打って変わって繊細でしなやかに織り上げられた錦織。
画面や文字ではその片鱗しか伝えられないかもしれませんが、
心を込めてお届けいたします。
弊社でも滅多とご紹介のない逸品、
龍村平蔵氏のお孫さん(二代目龍村平蔵 号 光翔氏の三男)
にあたられる龍村光峯氏の特選本袋帯をご紹介致します。
残念ながら光峯氏は既にお亡くなりになってますので
今後新たなお品は世に出てまいりません。
この出逢いを大切に…
お目にとまりましたらぜひともご検討くださいませ。
【 お色柄 】
光峯の想いや技術が存分に発揮された作品。
品良き白グレー色の錦地は本袋。
裏地と表地に継ぎ目がなく円筒状に織り上げておりますので、
耳の部分の厚みがまったくないしなやかで上質な質感。
その地に色彩豊かな緯糸使いにて織り描き上げられた雪持ち笹の意匠。
雪持ちの名残の雪はきらきらと黄金色にきらめき、
笹の葉はさらさらとさやけき春の風の音をきく…
絶妙の配色による趣と品格。
界切り線、オランダ線も竹節柄で織り上げられており
大人の洒落心をそっとくすぐる仕上がりに。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートで、
洗練された帯姿をお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 龍村光峯 プロフィール 】
1946年 二代目龍村平蔵の三男として兵庫県に生まれる。
1971年 早稲田大学第一文学部人文学科卒業。
1971年 国際交流基金に勤務。
1976年 二代目龍村平蔵の跡を継ぐべく、京都に戻る。
1986年 京都・六角会館にて「織る光へ 龍村光峯展」開催。
1994年 「日本伝統織物保存研究会」を設立。
1997年 研究会にて正倉院裂「緑地花鳥獣文錦」の復元に取り組む。
1998年 龍村光峯作品集「KOHO」を製作、出版。
2000年 フィンランドで個展開催。
2003年 ポーランド、ハンガリーで個展開催。
2004年 イタリア、フランスにて個展開催。
2005年 ウィーン大学にて欧州日本研究学会総会で講演。
伝統産業が衰退する中で日本の織り技術伝承を志し、織物を研究し、その復元に尽力。なかでも伝統織物の最高峰である「錦」にこだわり、「錦の美」を追求している。
2019年 73歳で死去。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.45m
本袋縫い
お太鼓柄
※関西仕立て
※たれ先・手先に柄有り
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃(おすすめは冬から春先にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、パーティー、レセプション、会食、音楽鑑賞、入卒式・七五三のお付添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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