商品番号:1518642
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
生地にこだわり、染めにこだわり尽くして仕上げられた、
野蚕糸紬袋帯のご紹介です!
伝統的な染めの技法のみを追求されている老舗染匠さんの作品です。
なかなかご紹介できる機会のないひと品…
その感性をじっくりとご堪能頂きたく思います。
ひとつずつ丁寧に染め上げたお品でございます。
豊かな仕上がりを、どうぞじっくりとご堪能くださいませ!
【色・柄】
サラリと軽く、横段状に節の風合いが浮かぶ軽い野蚕糸紬地は、
凹凸も豊かに手触りにも上質を感じさせてくれます。
軽やかな風合いの生地ですので、単衣の時期にもお薦めです。
全体に茶色や墨色の濃淡を重ねて
一面にぼかし横段が染め出されました。
やわらかな色の境界線が味わい深い表情。
シックな配色で、現代感覚で仕上げられております。
卓抜したセンスが見事に表現された、
洗練された個性ある大人のカジュアルをこころゆくまでご堪能くださいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 野蚕糸紬(ムガシルク)について 】
古来インドマハラジャの婚礼衣装など、大変貴重な特産物として古くよりごく一部の人々の間で使用されてきたまさに、王様の布―
インド、アッサム地方でしかとれない、天然野蚕糸から引いた生糸の、絹本来の独特の感触。ムガ蚕と呼ばれる野生の蚕はソムという樹の葉を食します。この葉の成分と、日照時間が長く雨の多いアッサム地方の気候が、黄金色の糸を作り出すといわれています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ4.55m(お仕立て上がり)
全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン コンサート、街着、お食事、パーティー、行楽など。
◆あわせる着物 洒落付下げ、小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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