商品番号:1518130
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
名門、川島織物。
その名をまっとうした、美しい逸品…
確かな技、一生に1本は…と切望される方も数多おられることでしょう。
素晴らしき逸品をお届けいたします。
ご存知の老舗織元、名門中の名門、川島織物より…
抜群の良柄を仕入れて参りました。
ここまでの重口の作品は現在ではほとんど見ることも少なくなってまいりました…
名門の重厚なお一品。
まずはごゆっくとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
凛とした深みある黒色の帯地。
最上格のフォーマルに相応しい格調の高さが、帯地全体から滲み出ております。
お柄には金の濃淡を基調に和の彩りを巧みに利かせて
更紗文様が存在感たっぷりに織りなされました。
壮麗たる意匠に見事なまでに調和した落ち着きある輝きを、
存分にご堪能いただきたいひと品です。
更にこちらの作品は本袋にて織り上げられております。
ご存知、高級品にしか用いられない本袋。
織り上げの際お柄の様子を見ることができず、たいへん高度な技術を要します。
本袋で織り上げる事によって横から見たときの見栄えが良く、畳みやすいなどの特徴がございます。
洗練された風格、気品。
ハレの良き日に、しっかりと映える逸品でございます。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 成人式、結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティーなど
◆合わせるお着物 お振袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています