商品番号:1518075
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
鳴かせて一人前。
締める際に絹がこすれる「絹鳴り」がするかどうかが
博多織の太鼓判でございます。
伝統工芸士・末松勝義氏の作品をご紹介いたします。
博多帯といえば、伝統ある献上独鈷柄が何にもまして有名ですが…
今回のお品は創作性豊かに古典文様を配しました、
ひと味違った手織りのひと品をご紹介致します。
どうぞごゆるりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
密な織込みの帯地は白色を基調に落ち着かせた色調でまとめられ、
シンプルながらもセンスの光るものでございます。
意匠には花兎に笹蔓を込めた間道文を表現いたしました。
博多の伝統、粋の心を糸の中に打ち込み…
真っ正直に織り上げた一条。
細やかな織り味と古典に培われた落ち着いた趣きが、
今も装う人、見る人ともに飽きさせない味わい深い仕上がりとなっております。
締めやすく、くずれにくく、
着る人を凛とした佇まいに彩る実用性とデザイン性を兼ね備えた一品です。
西陣織とはまた違った趣きあるテイストを感じられることでしょう。
日本独自の文化の中で受け継がれてきた豊かな感性と洗練された美意識。
上質な絹質や締め心地を、どうぞ存分にご満喫ください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.85m
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お稽古、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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