商品番号:1515226
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
幻のお品。
重要無形文化財「型染」保持者・鎌倉芳太郎氏の作品でございます。
鎌倉芳太郎氏は、沖縄で長年美術工芸について研究をされ、
昭和48年に人間国宝に認定されております。
数多くの作品をご紹介させて頂いております
きもの市場でもこれが3度目のご紹介です。
20年間でわずかこれだけ、
それほどまでに希少なお品でございます。
氏の作品は業界人の方でも、
ご覧になられたことのある方は大変少ないことでしょう。
美術品以上の価値を持ったそんな人間国宝の逸品です。
ここ京都室町より、
大切に、大切にお届けさせていただきます。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
程よいハリのある玉蜀黍色の紬地。
その地には極上の型絵染でコントラストたっぷりに染め上げられた繊細な美匠。
上から施された金彩の繊細な表情が魅力的です。
自然と目を奪われ、引き込まれるかのような…。
素晴らしい仕上がりでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 鎌倉芳太郎について 】
1898年 香川県生まれ。
1921年 東京美術学校図画師範科卒業。
1924年 沖縄で美術工芸の研究を続ける。
1942年 東京美術学校助教授。
1944年 染織家として活動を始める。
1958年 日本伝統工芸展へ出品し始める
1972年 日本伝統工芸展第19回展 日本工芸会総裁賞を受賞。
1973年 重要無形文化財「型絵染」保持者に認定。
1983年 85歳でその生涯に幕を下ろす
【 型絵染について 】
伝統的な型染とは若干異にするもので、
昭和31年に芹澤けい介氏の技法が
重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
絵画的表現を追及する創作的な型染め。
伝統的な型付けの手際の良さや、出来栄えを誇る職人仕事とは趣が違い、
造詣力や色彩感覚がもっぱら重視されます。
こうした型絵染の創作は生まれながらして才能の恵まれ、
また絵心豊かでないとできえない技法です。
絹100% 長さ3.6m
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着など
◆あわせる着物 色無地、御召、小紋、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています