商品番号:1514148
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
中々手に入ることのない名門の一条が入荷致しました。
捨松、渡文とならぶおしゃれ帯の名門、「まこと織物」より。
手織りすくいによる希少な特選袋帯のご紹介です!
手織すくいの技法には定評があり、お手にとっていただきましたら、
その素晴らしい織りくちを実感していただけることと存じます。
本品は、すくいの中でも筬(おさ)を用いた特許技術で柄が表現されており、
不規則に綾なされた経糸をふんわりと包み込むような緯糸の打ち込みが特徴的です。
あまりご紹介の機会がないブランド品ですので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
よろけた風合いに織り上げられた帯地。
軽やかな地風でシックな利休茶色を基調に絣模様を込めた間道模様があらわされました。
そのゆるやかな織表現のよろけがやわらかな陰影で奥行きを生み出し、
お締めになられた時に実に表情深い帯姿を演出してくれる事でしょう。
近年ではなかなかお目にかかれない、数少ない西陣手織りの上質なお品物。
手にとって見た途端、良きものと分かる、
質感・デザインともに妥協なく仕上げられた逸品です。
本物の質感をどうぞお見逃しないようお願い致します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.45m
西陣織工業組合証紙No.700 まこと織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、お稽古、観劇、芸術鑑賞、趣味のお集まりなど
◆あわせるお着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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