商品番号:1509535
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【仕入れ担当 吉岡より】
日本工芸会正会員、故:木原明氏による九寸帯のご紹介です!
木原氏ならではの、幻想的な絞りの風合いと
瑞々しい彩りが魅力的な作品です。
残念ながら2014年に逝去されておりますので、
その作品は現存する限り、新しい創作品はございません。
こういったものは正直に申し上げまして入手困難。
出会った時こそが、その千載一遇の機会でございます。
年々ご紹介の機会が減ってきており、
こうした美しい作品が入荷できるのは、
本当に珍しいことです…
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
ふっくらとした生地のシボ感が感じられるちりめん地は、
清雅な白を基調として。
お柄には、揺らめく襷の構図に合わせて、
幻想的な絞り染めの霞を背景にして、
風を思わせる創作柄が、瑞々しい色使いで表現されております。
朧気な絞りの表情と幾何学的なラインを表現する手描きの表情が相まって、
意匠に奥行きをもたせ、味わい深い面持ちに仕上がっております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 木原明(きはらあけし)について 】
染色工芸作家
小倉建亮、小松均(日本画・院展同人)に師事。
後に辻が花染から学んだ絞りと友禅の双方を
併用した独自の作風を確立。
身近な草木や風景を題材に創作活動を続け、
日本工芸会正会員として活躍した。
【 経歴 】
1942年 木原生長(日本工芸会正会員)の長男として京都に生まれる
1962年 小倉建亮(日本工芸会)に師事
その後小松均(院展同人)に師事
1976年 第13回日本伝統工芸染織展 出品
1983年 第12回日本伝統工芸近畿展 出品 以降入選多数
1988年 日本工芸会正会員認定
1989年 第26回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会会長賞
1993年 第40回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
天皇・皇后両陛下より御下問を受ける
1996年 伝統工芸染織展 監査委員
1998年 伝統工芸近畿展 監査委員現在 日本工芸会正会員
2011年 京都府無形文化財認定
2014年 死去・享年72歳
個展 :京都文化博物館 他
団体展:日本工芸展
伝統工芸染織展
伝統工芸近畿展
京都府工美展 等 出品入選
受賞 :第26回 伝統工芸染織展 東京都教育委員会会長賞
第21回 伝統工芸近畿展 京都新聞社賞
第40回 日本工芸展 工芸会奨励賞
第31回 日本伝統工芸近畿展 近畿賞
絹100% 長さ約3.7m
柄付け:お太鼓柄
※開き仕立て・裏地無し
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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