商品番号:1505490
(税込)
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複雑な織の美。
大変モダンな印象を受けるこのデザイン!
織りのふるさと山形・米沢より、和紙糸を織り混ぜて
もじり織によって創作された夏の八寸名古屋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
ザックリと軽やかな織の風合いと、
シンプルで着回しの効くデザインに惹かれて、仕入れて参りました!
そっと透け感のある風合いに仕上げた帯は
夏姿に重宝間違いなしのカジュアル帯に仕上がっております。
織のお着物にはもちろんのこと、
小紋などのやわらかものにも素敵にお締めいただけます。
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
経糸に無撚糸の絹糸、緯糸に和紙糸を使用した和紙織の帯地。
お色は、清雅な白を基調として
落ち着いた灰青色に染めた先染めの和紙糸によって
「菱繋ぎ」の模様を織り成しました。
もじり織によるザックリとして、リズムの変わる透け感と
和紙糸による、程よいハリがあり大変軽くしなやかな風合いが特徴です。
お着物にも合わせやすい一条。
なんとも趣きのある印象的な地風。
シンプルに素材感と創作力の高さを感じる仕上がりでございます。
大変お締めいただきやすい帯地ですので、
存分に重宝いただけることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【白根澤織物について】
15代伊達晴宗が米沢城を築き、その城で伊達政宗が生まれたという歴史のある米沢。
山形の山奥にある米沢は、江戸時代から続く産業として繊維産業が盛んで、
その織物は米沢織(米織)とよばれております。
その中でも老舗機屋として問屋間でも一目おかれているのが【白根澤織物】。
白根澤家はその昔、江戸時代中期の大名、上杉鷹山の家臣でした。
しかし当時、米沢藩は財政逼迫の危機に陥っており、
上杉家を何とかしようと立ち上がった上杉鷹山公が織物の産地にしようと考えました。
白根澤家は直々に鷹山公より織物商になることを指示され、
以来十一代、およそ200年に渡りその伝統織物を守り続けている機屋さんでございます。
【絲織について】
“無撚糸(むねんし)”を織り上げる独特の技術で制作された作品です。
この無撚糸を用いた織は、明治36年に開催された第五回内国勧業博覧会において
一等賞を受賞した『 絲織 』の受賞作品に用いられていた特殊な織でした。
しかしながら、「絲織」の技術はその後一度消滅します。
これを復元したのが白根澤織物の十一代・白根澤義孝氏です。
残された当時の資料や端布から組織を研究し、
無撚糸を用いた、独特のしなやかさを持つ「絲織」は現代に蘇りました。
和紙100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 7月・8月(盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、ランチ、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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