商品番号:1496893
(税込)
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
独創的なデザイン。
長年にわたる紹巴織の研究。
一見して通好みのお品とわかる、
西陣織元、志まや織物の八寸名古屋帯をご紹介いたします。
古典をモダンに仕上げた一品は、お手元にて重宝することでしょう。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れました
締めあともほとんどなくおおむね美品です
お目に留まりましたらご検討頂けましたら幸いです。
【お色柄】
しっとり落ち着いた濃紺の帯地。
お柄にはかわり青海紋を背景に
黄色や鶯緑 樺茶にオフホワイトで
スクエア紋が横段調にリズミカルに織り出されました
抑えた色彩でシックに、味わい深くモダンで粋な表情。
現代のお着物シーンにも映える、シンプルながら奥の深いひと品。
匠の技が織り成した、味わい深い豊かな織味と洒落味で
モダンなセンスが見事に融合したお品です。
全通にわたって織り上げられておりますので、
お太鼓も出しやすく大変重宝いたします。
通の方が振り返る洗練された帯姿。
どうぞ存分にご堪能ください。
【紹巴織について】
古代の高僧の袈裟、金襴裂地として西陣で織られた紹巴織。
千利久の弟子・里村紹巴が所持していたことから、この名がついたと言われます。
現在日本で「伝統工芸品」と認められる織物は、「爪織本綴れ」と「紹巴」だけ。
本綴れは他国で織れても、紹巴は西陣の特産品でございます。
染めのような絵画的な織り上がりと、密でしなやかな生地風、
キュッと締まる締め心地の良さは、きっと一度お締めいただくと手放せなくなってしまうことでしょう。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.75m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.328 志まや織物謹製
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています