商品番号:1495939
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
またまた見つけて参りました。
本当に良きものは、時代を超えて…
名門高級ブランド、坂下織物さんの手織りによる逸品をご紹介致します。
すでに廃業されてかなりの年月が経過いたしますが、
今でもなお坂下織物の帯をさがし求めていらっしゃる
きものファンの方が多いと聞きます。
本当に、出逢いのものですので…
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
見た目とは違い、手触りは大変しなやか。
シャリ感のある感触は締め心地のよさを期待させます。
箔糸を交えながら織りなした地には、
藤に菊や萩、桜といった春秋の花意匠を織りなしました。
無地場にも織りの豊かな味わいを感じさせて…
ふうわりとした緯糸使いは、手織りならではのあたたかみが感じられます。
連綿と受け継がれてきた西陣伝統の匠技を、
しっかりと感じていただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.45m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、パーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事会など
◆合わせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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