【染司よしおか 故:吉岡幸雄】 本手描友禅九寸名古屋帯 塩瀬地 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「桂林図」 染織史家の希少な逸品!

商品番号:1495476

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【 仕入れ担当 岡田より 】
京の地で江戸時代の末頃から続く染屋、
京の洛南・伏見に工房を構える染司よしおかの
五代当主で染織史家の【 故:吉岡幸雄 】氏による
塩瀬地九寸名古屋帯のご紹介です。

墨をメインにほのかに藍と茶の彩りを用いた
味わい深いデザインの名古屋帯で、
その世界観をお楽しみ頂けることでしょう。


【 お色柄 】
おだやかなオフホワイトの塩瀬に墨と藍、
茶の彩りにて、かすれが味わい深いデフォルメされた
中国・桂林の風景が染めあらわされております。


【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりました。
うっすらと着用シワ、たたみジワがございます。
また、お締めいただくとかくれますが三角付近に
うっすらと汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)

お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。


【 吉岡幸雄(よしおかさちお)について 】
染織史家
染司よしおか5代目

1946年 京都市伏見区生まれ
生家は江戸時代から続く染屋で、
五代目継承を嫌い、ジャーナリストを志望。
1967年に早稲田大学第一文学部文芸学科に入学。
卒業後、父や伯父らの傍らにいて見てきた
日本の美術工芸への興味と京都の重層な伝統への
関心がつのり、1973年自らが代表となって
美術工芸図書出版「紫紅社」を設立。
出版、広告、催事の世界でその才能を発揮。
1988年に生家に戻り、五代目当主を嗣いだ。
後に染師福田伝士と二人三脚で植物染による
日本の伝統色の再現に取り組む。

父である吉岡常雄は大阪芸術大学教授として
教壇に立つとともに、世界の染色研究に没頭。
とくに貝紫の研究は他の追随を許さないものであった。
伯父に日本画壇の重鎮、吉岡堅二がいる。

1946年 京都市に生まれる。
1971年 早稲田大学第一文学部卒業。
1973年 美術図書出版「紫紅社」設立。 
1988年 生家「染司よしおか」の五代目当主を継ぐ。
1991年 きもの文化賞受賞
1993年 奈良薬師寺・東大寺の伎楽装束を制作。
2001年 獅子狩文錦の復元制作に参加。
2002年 鹿草木夾纈屏風の復元制作に参加。
2010年 第58回菊池寛賞受賞
2019年 9月30日死去・享年73歳
 
【 著書 】
『日本の色辞典』紫紅社
『自然の色を染める』紫紅社
『色の歴史手帖』PHP研究所
『染と織の歴史手帖』PHP研究所
『京都色彩紀行』PHP研究所
『和みの百色』PHP研究所
『日本の色を染める』岩波新書
『日本の色を歩く』平凡社新書
『日本人の愛した色』 新潮選書

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染司よしおか(そめのつかさ よしおか)について
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京の地にて、江戸の昔より六代を重ねた工芸染匠。
絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、
紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、
すべて自然界に存在する日本古来の植物染にて
染め上げている。
現在は5代無き後、先代の片腕を務めていた染師・福田伝士
をはじめとするスタッフと共に6代目吉岡更紗がその意志を
引き継ぎものづくりを続けている。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄 ※手先柄(果紋:はてもん)つき

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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