商品番号:1489605
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より】
緻密なる織、その表現力…
長きにわたり、世界に名だたる美術織物を手がけてきた
西陣の名門【龍村美術織物】より、本袋帯のご紹介です。
希少なお色のなんと全通のお品。
滅多とご紹介は叶いません…。
お仕立て上がりならではのお値段でご紹介させていただきますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【お色柄】
鮮やかな若緑色地を彩る意匠の趣。
『対鹿蜀江文』と題された意匠は
龍村平蔵氏が復元したトルファンの古布「花樹対鹿錦」のお柄を
モチーフにして蜀江文様の中に込めました。
金糸を用いずに織り出された、味わい深い文様。
和洋を問わず、古の裂、レリーフ、文学など、多岐多様な分野から
インスピレーションを受け、生み出されたそのデザイン。
それを一条の帯に表現するために、緻密に計算された配色の妙と、織の確かさ。
訪問着、付下げ、色無地、小紋などのお着物とあわせて。
この風情、次代に受け継ぐにふさわしき風格をご堪能くださいませ!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.35m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、音楽鑑賞、芸術鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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