【渡文】 特選西陣織袋帯 お仕立て上がり・中古美品 「彩纈 枠取唐花間道」 逸品の風格… 引箔に纐纈染を施した老舗機屋の傑作帯!

商品番号:1486070

¥79,800

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本商品は袋帯単品での販売です。
画像でコーディネート例をご紹介しております。
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新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

きもの通の方はきっとご存地の織りの名門、渡文による
最高級袋帯のご紹介です。


【仕入れ担当 吉岡より】
艷やかな意匠美と、それでいて驚くほどの軽さ・しなやかさを備えた
織の風合いに惹かれ仕入れて参りました。

渡文さんの「纐纈」は今まで何度かご紹介
させていただきましたが、本品はその上に引箔の加工も
合わせた贅沢この上ないお品「彩纈」でございます。

その風合はしわになりにくく、滑らず締めやすい…
きっと重宝していただけることと思います。

光沢のあるシックな袋帯ですので、
訪問着や付下げ、色無地や飛び柄の小紋などと合わせて
フォーマルからセミフォーマルの装いに趣味性を添える
個性ある着姿にお薦めです。

名門の逸品を1点限りにてお届けいたします。
どうぞお見逃しなく!


【色・柄】
程よくハリを感じるサラリとした風合いの帯地。
シックな紺鼠色と黒の横段を基調とした地に
艷やかな金の箔糸や深い彩りの色糸を用いて
幻想的な輝きを放つ「枠取唐花間道」の創作模様が織り成されました。

シックで艷やか…実にセンスの良い面持ちに仕上げられております。

繊細な配色の美に思わずうっとりと…
さすが渡文と言わしめるデザインセンス。

一流のみが見せる織技法と匠のセンスのなせる技を、
是非お手元でご覧頂きたく存じます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。


【彩纈について】
<纐纈>
正倉院宝物の中でも最も優れているとされる裂地、
纐纈(こうけち)~布地の一部をつまみ、糸や緒で強く括ったり、
巻き締めたり、あるいは紋様の輪郭を縫い取り、
糸を引き締めて染める絞り染で、インド、中央アジア、
中国へ伝わり、随、唐文化とともに、わが国に飛鳥、
奈良時代に伝わったとされる染めの技法~の風合を織り
(撚り糸の工夫でふくれおりを表し)と染で、
表現した味わい豊かな技法です。

<引箔>
和紙に漆を接着剤として用い、金銀箔等を張りつけたり、
漆などで図柄を書いたものを一寸間に90切程細かくスライスします。
そのスライスされた和紙と漆の性質を旨く利用した西陣織独特の技術の事を言います。

この二つを兼ね備えたものが【彩纈】です。


【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業

創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。

「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。

【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
    幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
    西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
    文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
    認められ番頭に昇進。     
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
   「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
    経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
    単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。


【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)

多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

吉岡 駿

バイヤー
吉岡 駿

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090-4643-7630

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.35m
渡文謹製
◇六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど

◆あわせる着物 訪問着、お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

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