【 仕入れ担当 田渕より 】
沖縄の陽光と風に育まれた織物の中でも
ひときわ涼を誘う「壁上布」。
夏の空気に似合うよう極細の糸を用い、
透け感と軽やかさを極限まで高めた逸品です。
肌にふれた瞬間に伝わる清涼感、さらりとした感触、
そして視線を引きつける絣の表情はまさに南の島の知恵と美の結晶。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
経糸を18算720羽と高密度に織り上げることで生まれる、
張りと通気性。
肌にまとわりつかない涼感が魅力の壁上布。
絹鼠色の地に、極細の縞模様を背景に、
ミダヌーに十字絣を織りなしました。
淡く揺らぐ滲みのような輪郭が、手仕事ならではの温かみを漂わせ、
光に透けることでさらに表情を変えていく、まさに“夏のきもの美”を体現したような織上がりです。
夏の装いに、さらりと風をまとうような心地よさと、
琉球織物の静かな迫力を添えて。
壁上布ならではの涼やかな個性が、見る人にも着る人にも心地よい記憶を残します。
絹100%
長さ約12.5m 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。