【 仕入れ担当 渡辺より 】
名門【 河村織物 】より、有職紋を
軽やかな織で織り上げた特選唐織袋帯のご紹介です。
お着物のお柄を選ばない七宝のデザインのお品で、
薄手に織り上げられておりますので、袷の時期はもちろん
単衣の時期の色留袖、訪問着、付下、紋付き色無地、
江戸小紋のフォーマル、セミフォーマルの着物のとの
コーディネートで上品かつ凛とした帯姿を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
しなやかに織りだされた生経(きだて:生糸の経糸)に近い
地風のシャリ感のある薄手のアイボリー地に金糸よ
白、薄洒落柿の絵緯糸使いで、羊歯を込めた二釜の
七宝紋がリズミカルに織りだされております。
【 唐織について 】
生地は三枚綾組織(西陣で錦地:にしきじと
呼ばれる組織)で、多彩な色糸を用い、お柄を
刺繍のように縫いとりで織りだす技法。
緯糸(よこいと)ニ越の間に、絵緯糸(えぬきいと)
一越を挟み込むように製織される。
古くは能装束に用いられ、最大の特徴である
刺繍のようにも見える立体感で、現在は高級帯地をはじめ
婚礼意匠などにも用いられる。
元々は中国から渡来した織物の総称。
絹:80%以上
キュプラ、指定外繊維(紙)、ポリエステル、指定外繊維(和紙):20%未満
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、初釜、観劇 など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など