【 仕入れ担当 戸高より 】
連綿と受け継がれる… 京都・西陣伝統の織り技、その心。
その意匠美を買われ、テレビドラマや映画の世界で
衣裳として多く提供を行ってまいりました【 山口美術織物 】。
美しい風格を備え、まるで宝石のような繊細な華やぎに満ちた帯。
大切にお締めいただきたい、気品あるひと品をご紹介いたします。
華やぎを演出するために西陣を代表する
伝統的な唐織によって織り上げをされまして、
装飾することを目的といたしました美術織物への仕上がりを見せております。
古くは舞楽の装束禁中御用の特別な包裂、神社の戸帳、
神輿の飾裂などに用いられました技術でございます。
原画のもつ筆致や雰囲気を、名画や名筆を手本にして、
「織り」の世界に変換いたしました。
まさに京都西陣の織匠たちの飽くなき努力の賜物です。
色留袖から訪問着、色無地、付下げなどとのコーディネートで、
お慶びのお席に、大人の女性としての品格あふれる後姿をお楽しみください。
末永くご愛用いただければ幸いです。
この機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 お色柄 】
銘[ 格天木春菊文 ]
透明感のある白の帯地。
ふくよかに織り出された格天井に菊花の尽くし。
金の箔糸にて格子に唐花があらわされ、
ふっくらと唐織で織り出された楚々とした菊花が
清雅に凛とした佇まいを生み出しております。
富貴な唐織の立体感に、表情豊かな雅やかさを備えもつ風格は、
まさに名門ならではの仕事ぶり、と納得のひと品です。
日本古来伝統文様に、しっとりとした和の華やぎも感じさせる逸品です。
絹85%以上 金属糸風繊維(ポリエステル、レーヨン、指定外繊維)15%未満
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、七五三・入卒おつきそい、初釜 など
◆あわせる着物 留袖、訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋 など