【 仕入れ担当 田渕より 】
19世紀のイギリスの詩人であり、
テキスタイルデザイナーのウイリアムモリス。
モダンデザインの父と呼ばれた氏のコレクションが、
1852年、ヴィクトリア女王の時代に設立された
V&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)によってインスパイアされ
新しいコレクションを立ち上げました。
京の名門染匠、関谷染色が染めなした
シンプルな面持ちの特選付下げをご紹介致します。
センスに差がつくひと品。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ふうわり地紋が浮かび上がる丹後の紋意匠地。
お色は牡丹鼠色からごく淡い薄桜色へと暈し染め上げ、
大人の落ち着きと品格を醸し出します。
シンプルがゆえに、その繊細さと気品がひきたち、
無駄を削ぎ落としたスタイリッシュな和姿を演出してくれることでしょう。
帯をひきたてるコーディネートも素敵ですし、
白や銀の帯と合わせてさらりとお召しになるのもよろしいかと存じます。
重宝いただけるシンプルな一枚。
ぜひお手元にてご愛用くださいませ。
【 関谷染色について 】
<所属組合・団体>
京都友禅協同組合
京都工芸染匠協同組合
京都染色美術協会
1897年創業。現当主は四代目の関谷幸英氏。
『着物は世界一の民族衣装』という創業以来の理念のもと、
特注の誂えや呉服展示会をメインに、
一点一点丁寧にものづくりをされております。
手描友禅を専門として、歴史と伝統を継承してきたが、
現在では糸目友禅技法以外に素描きや臈纈染(ろうけつぞめ)、
ダンマル描きなども手掛け、多彩な表現で奥深い友禅作品を制作されております。
2005年3月 第56回京友禅競技大会にて、経済産業大臣賞受賞
2008年3月 第59回京友禅競技大会にて、経済産業大臣賞受賞
2013年3月 第64回京友禅競技大会にて、経済産業大臣賞受賞
2013年4月 関谷幸英が京都工芸染匠協同組合理事就任
2016年5月 関谷幸英が経済産業省和装振興協議会分科会(ものづくり)委員就任
2016年7月 関谷幸英が伊藤若冲生誕300年記念シンポジウム 「若冲デザインの先進性」パネリストとして登壇
2019年6月 関谷幸英が京都染色美術協会会長就任
(HPより抜粋)
絹100%
たちきり身丈約195cm 内巾38.5cm (最長裄丈約73cmまで 最長袖巾肩巾36.5cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)