商品番号 1508683

“掲載本日最終!” “サイト限定販売品!” 【越後上布】 高級手織り本麻着物 100山亀甲絣 ≪仕・中古美品≫ 「ベタ亀甲・白色」 暖国の風雅人に見せたくぞおもはるる… 脳裏に浮かぶ紅英したる景色。 身丈164 裄68.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
朝のあかあかと昇て
玉屑平上に列たる水晶白布に紅英したる景色
ものにたとへがたし。
かかる光景は、雪にまれなる暖国の風雅人に見せたくぞおもはるる。


北越雪譜に読まれる雪さらし。
苧麻を雪の上に置き、更に雪を掛けて溶けるのを待つと…
水蒸気にオゾンが発生し、漂白・殺菌されるという
国の重要無形文化財「小千谷縮・越後上布」の指定要件の一つであります。

本品は残念ながら証紙等は残っておりませんが、
その指定要件を満たした越後上布として仕入れて参りました。

中でも非常に人気の高い、白のベタ亀甲。
問屋間でも取り合いになるほどで
ご存知の方であれば、きっと驚かれることと思います…
この出会いに感謝しつつ、お探しの方に大切にお届け致します。


【 お色柄 】
自然繊維が生み出す、何とも軽やかな涼感。
お色はナチュラルでまろみのある白色。
お柄には一面に100山亀甲絣が織りなされました。
表情豊かな麻地の飾らない素材の持ち味が存分に活かされております。

上布、ならではの織りひとつひとつの風合い…
素材そのものの訴えてくるような力強さ。
季節が巡るたびに…
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 越後上布について 】
越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、
上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として繊維だけを取り、
それを爪と指先で裂いてより合わせてつくる繊細な糸です。
お着物でしたら、約一反分の糸を績むのに3ヶ月はかかると言われております。

手績みの麻は、繊細な性質上、昔ながらの居座り機で丹念に織り上げられます。
糸が細くなればなるほど乾燥に弱くなるため、
暖房のほとんどない場所で作業は進み、雪の湿気だけが糸を守ります。
それを極寒の雪水ですすいで、糊を落として足踏みが済むと…
3月の陽気の良い日に、ご存知、雪上の雪晒しとなるのです。

越後上布の歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代・天平年間に織られた麻布が、
今もなお、正倉院の宝物として保存されています。

「北越雪譜」の時代…
いかに機織りが上手にできるかが嫁入りの条件に数えられ、
一家の経済に影響したものでした。


【 サイト限定販売品について 】
サイト限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
(お取り寄せに約1週間ほどかかる場合がございます。)
また、実店舗・展示会にてご覧いただくことは出来かねます。
予めご了承くださいませ。

商品詳細

- 素材

芋麻100% (縫製:手縫い)
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。

- サイズ

身丈(背より)164cm (適応身長169cm~159cm)
(4尺3寸3分)
裄丈68.5cm(1尺8寸1分)
袖巾35cm(0尺9寸2分)
袖丈49cm(1尺2寸9分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾30.5cm(8寸1分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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