【仕入れ担当竹中より】
さらり、風をすっと通す涼やかさ…
上質な正絹夏物全通名古屋帯をご紹介いたします!
着物通の方や、お茶をされている方なら何度か
ご覧になったことがあると思います、
二つ並ぶ、タツノオトシゴのマーク。実はこの二つのタツノオトシゴ、
名物裂の復元をライフワークとする匠の印となっております。
名物裂以外、他の織物は一切創らないこだわりから、
各地方呉服屋さんにおいての個展などが多く、
一般にあまり出まわらない機屋さんです。
また、名物裂の柄だけを綾なすだけでなく、
当時の織味そのままに復元するこだわりは、
手にとって頂ければ他社のものとは風合いが違うのが歴然とわかります。
その機屋さんより、上質な夏物全通名古屋帯を仕入れて参りました。
【お色柄】
透け感が大変夏らしい紗地は、さらりと肌に心地よく、
ハリがありつつも程よい柔らかさ。全体に金銀糸が施されていますので、
ちょっとした所作や光の加減でさりげなく煌く様子は、大変上品な印象です。
その紗をアイボリーに織り上げ
お柄には、全通にわたり
おなじみの荒磯の模様を表しました
清雅な白銀の煌めきに金がアクセントとなり
しゃれ味に加味された素敵な華やぎと趣の妙をさりげなく、
かつ素敵にお楽しみいただけます。
紗の帯地は、涼やかな透け感があり、大変優美な印象です。
シンプルな意匠ながらも本当に洗練された雰囲気に仕上げられているところに、
さすが名門のセンス、と納得せずにはいられません。
他の織元の商品でも、これほど美しく上質な名物裂文様の夏物名古屋帯はまずないのではないでしょうか。
お洒落に品格ただよう後姿をお楽しみいただければ幸いです。
夏のお茶席にはもちろんぴったりですし、
色無地、小紋、紬などと合わせて、
また6月の単(ひとえ)の時期にもご活用いただけます。
幅広いコーディネートを可能にする一本です。
どうぞこの機会に、末永くご愛用下さいませ。
絹100% 金銀糸のぞく
長さ3.6m-3.7m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No1087 あらいそ謹製
◆最適な着用時期 盛夏7-8月
◆店長おすすめ着用年齢 お好みが合えばおいくつでも
◆着用シーン 夏の茶席 食事会 行楽 観劇
◆あわせる着物 夏小紋 色無地 付下
★名古屋仕立て(税込10,450円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。