【逸品リユースSALE】 【人間国宝　故：福田喜重】 特選工芸摺箔訪問着 ≪お仕立て上がり・中古美品≫ 「切金霞・藍白色/銀鼠色」 繊細な箔の艶めき… これぞ人間国宝の御業！ 身丈150　裄66

ひと目で分かる極上なハイセンス…
さりげない表情に秘められた、素晴らしい表現力。
刺繍技法において重要無形文化財保持者の認定をうけておられました
人間国宝・『福田喜重』氏による、摺箔訪問着をご紹介いたします！


【仕入れ担当　吉岡より】
思わず目を奪われる確かな存在感…
ご存知の通り、希少な逸品を仕入れて参りました！

残念ながら、2022年末にその実り多き人生に幕を下ろされました。

穏やかな地色に箔加工の艶感が上品に施され、
そっとはなやぎを添えた、奥ゆかしくエレガントな和の装いを
様々な社交シーンにおいて、存分にご堪能いただきたいと思います。

人間国宝の手技を、どうぞ心ゆくまでご堪能くださいませ…


【色・柄】
さらりとした質感。
しなやかなちりめん地は発色も美しく、
絹本来の光沢を感じるような風合い…

その地をごく淡く、ややグレイッシュな藍白色を基調に染めて、
お裾やお袖に、銀鼠色のぼかし染めを加えました。

そこへ、福田氏独自の「摺箔」によって
切金霞の柄が表現されました。

艷やかな摺箔が余裕のある大人の気品を演出する仕上がりでございます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。

保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。


【福田喜重について】
父である刺繍家福田喜三郎に1948年から師事。
厳しい指導によって本格的な伝統技法を習得される。

1976年に日本工芸会日本伝統工芸展に初入選後、
受賞を重ねられ、1997年重要無形文化財「刺繍」保持者に認定。
刺繍では唯一人の人間国宝となる。

1932年 京都市に生まれる
父喜三郎に刺繍を学ぶ
1976年 第23回日本伝統工芸展に「千翔」初入選
1977年 近畿支部第６回日本工芸会展に入選
　　　 第14回伝統工芸日本染織展に入選
1978年 第15回伝統工芸日本染織展「慶び」東京都教育委員会賞
　　　 第25回日本伝統工芸展「雪月花」日本工芸会奨励賞
1980年 第27回日本伝統工芸展「生々去来」日本工芸会奨励賞
文化庁収蔵
東京銀座資生堂ギャラリーで個展
京都朝日画廊で個展
1981年 東京日本橋高島屋で個展
1992年 京都府指定無形文化財保持者
1993年 福島県立美術館「現代の染織ー素材と技の美」
第40回日本伝統工芸展「平安」文化庁収蔵
1997年 重要無形文化財保持者に認定
　　　 紫綬褒章受賞
2022年　逝去