商品番号 1493061

【本場黄八丈】 特選手織り草木染全通八寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ バイヤー目利きの掘り出し品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
目利きの方必見!
伝統的工芸品の本場黄八丈、手織りの八寸帯。
これぞ通好み!と言うべき帯姿は、他の産地の帯を圧倒いたします。

残念ながら、証紙類は付属しておりませんが、
この若干の光沢感を含んだ、まだみの樺色、刈安の黄色…
お手元でご確認いただければ納得の一条を心を込めてお届けいたします!


【 お色柄 】
奥行きと深みある表情は、飽きることなく末永くご愛用いただけます。
また丁寧な手織りのお品ですので、糸に無理がかからず大変丈夫です。

黄八丈らしいほのかに光沢感のある樺色と黄色。
シンプルな段模様でありながら表情豊かにおしゃれな帯姿を作り上げます。

シンプルで味わい深い、大人のお洒落帯として存分にご愛用くださいませ。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 黄八丈について 】
その歴史は古く、室町時代から貢絹の歴史があります。
徳川時代には将軍家の御用品となり、大名や高官、御殿女中に用いられ、
今何かと注目される「大奥」をも風靡しております。

徳川の中期以後、染織の技術が進み、黄・樺・黒の三色を組み合わせた
竪縞・格子縞が織られるようになり、現在に至るまで何百年もの
継承がなされております。

黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮と、全て植物性の天然染色で、
数十回の染めを繰り返し表現される奥行きの色彩。色をとめるのに、
黄・樺は木灰を使い、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。
まさに、自然の恵みと織り手さんの匠の技の結晶のような織物です。

そして、糸染だけではなく、織にも特徴がございます。
黄八丈の織は「平織」のものと「綾織」のものがございます。
平織はその名の通り、経(たて)糸と緯(よこ)糸を
一本おきに交差させる最も基本的な織り方。

綾織は組織り点が斜めの方向に連続し、斜線状をなす織り方。
別名、斜文織(しゃもんおり)と呼ばれ、黄八丈独特の
めかご・風通くずし・たつみあや・太郎左衛門・一松(市松)・
ひしあや(菱綾)・杉綾・まるまなこ・よせあや・片あや・足高貴(あしごうき)
と呼ばれる織技法が存在しております。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 
長さ約3.45m
全通柄
※開き仕立て

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、行楽など

◆合わせるお着物 色無地、小紋、織の着物

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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