【仕入担当 竹中より】
手織草木染の
紬の味わい深い面持ち。
お仕立て上がりの紬きものをご紹介いたします。
お目に留まりましたらお見逃しなくお願いいたします。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れました
着用シワもごくわずかなおおむね美品です。
たたみしわがございますので
プレスのちお届けします
【仕入担当 竹中より】
たいへん希少な一枚です。
おそらく現在は織られていないであろう、
士乎路紬 (しおじつむぎ)と呼ばれるひと品です。
そもそも士乎路紬とは
土地に根ざした伝統的な織物ではなく、
日本のあらゆる織物を研究した水島繁三郎氏が、
もともと能登半島が別名「志乎路」と
呼ばれていたことから命名された紬で、
1970年代に立ち上げられた工房で作られる織物でございます。
結城や大島などのように継承された織物でないため、
制作手法に制約や縛りがなく、
あくまでも着心地の良さを追求し徹底的な品質の向上
が図られて制作されております上質なお品でございます。
着心地の良さを求め、今回ご紹介させて頂くお品に
使われている糸は手引の真綿結城紬糸。
よくある屑繭からつくられた紬糸ではなく、
上質な蚕を袋真綿にしてから引き出された真綿糸を使用しておりますので、
生地風は軽やかでほっこり。
本品におきましては、薄紫をベースに、白の十字絣をならべ
微塵格子のような印象に仕上がっています
お仕立ては手縫いで丁寧ですし、ご寸法のあう方でしたら本当にお値打ちです。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
室町加納扱い
身丈(背より) | 158.3cm (適応身長163.3cm~153.3cm) (4尺1寸8分) |
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裄丈 | 67.4cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34.1cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.4cm(1尺8寸6分) 袖巾35.6cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆合わせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。