【 仕入れ担当 田渕より 】
茶道の三千家(表・裏・武者小路)の指定する十の職家。
千家十職 塗師・13代中村宗哲さんが監修された
滅多に市場に流れない希少なお品をご紹介いたします。
織りなしたのは西陣の名門、織楽浅野。
お着物通の方のこころもしっかりと捉える創作性、確かな技術。
お茶人さんはもちろんの事、
上質な袋帯をお探しの方へ…
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
柔らかく締めよい風合いのオフホワイトの帯地には
一面にふわりとした緯糸使いで花菱を織りなして。
お太鼓には桜色の段模様を配して
お洒落な面持ちに昇華されて。
現代の街並みにしっくりとなじむ、都会的なスタイル。
訪問着から、色無地、付下げ、小紋などとのコーディネートで。
独特の感性を洗練された意匠で表現する織楽浅野のセンスをご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 織楽浅野について 】
先々代の創業は1924年。その母屋から独立し、
1980年に、金閣寺を北へ行く京都衣笠にて創業。
コンセプトは「織を楽しむ心」――
美術書や織物、さまざまな和紙・筆・墨・箸・ポスターなど、
和素材を超えてあらゆるデザインにアンテナをはり、
ハイセンスな幾何学美で独自の世界を演出するいいもん屋さんとして知られています。
【千家十職について】
京都には「千家十職(せんけじゅっしょく)」と呼ばれる職家(しょっか)が、
茶道家元の表千家、裏千家、武者小路千家の「三千家」とともに代々伝えられている。
千家十職は、焼物、金もの、表具、漆、釜、指物など、茶道に欠くことのできない道具を作り出す職人集団である。
いずれの家も千利休以来、四百年にわたる茶の湯の歴史を受け継ぐ貴重な存在。
○ 袋師 「土田友湖」
○ 土風呂・焼物師 「永樂善五郎」
○ 金もの師 「中川浄益」
○ 表具師 「奥村吉兵衛」
○ 竹細工・柄杓師 「黒田正玄」
○ 茶碗師 「樂(らく)吉左衛門」
○ 塗師 「中村宗哲」
○ 釜師 「大西清右衛門」
○ 一閑張細工師 「飛来(ひき)一閑」
○ 指物師 「駒澤利斎」(順不同)
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お茶席、お食事会、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。