商品番号 1481354

【本場結城紬】 製織:藤貫 特選真綿紬八寸名古屋帯 地機・手織り ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 真綿の豊かな素材感… 究極の洒落帯!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
なんと贅沢な作品でしょう…
憧れの地機、手織りによる本場結城紬。
藤貫謹製の八寸帯を仕入れて参りました!

ベーシックなお色柄ですので
様々なお着物に合わせていただけることでしょう。
大人の上質カジュアル帯として、末永くご愛用くださいませ。


【 お色柄 】
着尺よりも地厚に織り上げられており、しっかりとした地風。
ざっくりとした質感が素朴な魅力あふれるその地は
黒色と藤色を基調に太糸を配して織りなされました。

力のある織りのおきものにはその魅力を存分に引き立てる名脇役として。
またシンプルを極めるコーディネートとして、
さらりとお締めいただくのも大変ステキかと思います。

確かな織物という美術工芸品。
歳月を経ることで生まれる、織のなじみ。
一流の手仕事の美しさを、末長く愛でていただける方に。
究極のお品として、心を込めて、お届けいたします。


【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 本場結城紬について 】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.8m
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など

◆あわせる着物 小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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